東プレのリアルフォースというキーボードを買った。
Realforce R2TLSA-JP3-IV という静音仕様のモデルだ。
https://www.realforce.co.jp/products/discontinued/R2TLSA-JP3-IV/
本当はカナ無が良かったが安く売ってなかったのでこれにした。
最近は働いていた時よりPCに向かってる気がしてる。そのせいか手首と指が痛くなってきたので、思い切って買ってみた。
無職なのに。
どうせ買うなら「軽ーい!!」と感動したかったので荷重30gのものを買った。
変荷重と迷ったがゲームでも使うかもしれないので統一荷重のものにした。
ちなみに購入を検討し始めてから実際に買うまで1カ月ぐらい悩んだ。
20万円のPCを買う時より悩んだ気がする。
たかがキーボードに2万円も払うの?2000円でも普通に売ってるのに?無職なのに?
働いていた時には一度もキーボード良いやつ買おうとか考えた事ないのに?
などとグルグルグルグル思考のループで時間がかかった。
しかしついに買った。買ってしまった。
ファーストインプレッションは
「荷重30gは特に軽いと感じないしストロークが深くてうざいな」
というものだった。
新品だが型落ちで倉庫で眠ってたものなので経年劣化で少し重くなってるのかもしれない。
ちなみに、これまで使ってたのはPCに付属の格安のメンブレンキーボードだ。
それをもう10年以上使っている。
そこからの移行なのだ。さぞ感動が大きいだろうと思っていた。
なので少しガッカリした。
もっと軽くても良いし、ストロークはもっと浅い方が良いなぁ、
と思って調整してみた。
APCを1.5mmまで浅くできるモデルなので、そのように設定し、
キースペーサーを3mmの一番厚いものにして、再度試すと
「お?ちょっと良い感じ?」
でも、もっと軽くても良いしもっと浅くても良い。
所有してるmac book airのキーの感触の方が個人的には好みだ。
パンタグラフのキーボードなんて5000円ぐらいで買える。
そっちにしておけば良かったか?とも思わなくはない。
そんな感じで1週間ぐらい使ってみたが、印象はどんどん良くなってる。
まず昇華印刷のキートップの手触りが良い。
それとキーボードが重くてカッチリしてるので、打鍵が安定する。
キーボードを触るのが気持ちいいので無駄にタイピングアプリで文字を打ったりしている。
「そうだブログを書けばもっとキーを叩けるのでは?」と思いついてこの記事を書いていたりする。
でも「もっと軽くて良いし浅くて良い」という感想は変わってない。ラバーカップに穴を開けるともっと軽くできるみたいだが、そこまでする気はしない。
それにしても他の人のレビューがこれほど当てにならないとは。
30gだと軽すぎてミスタッチが連発する、なんて事は俺にとっては当てはまらなかった。
APC1.5mmだと触れただけで入力されてしまう、なんて事もない。
ずっとキーボードに指を置いたまま記事を読んだりできてる。
ただミスタッチは増えてないが俺の場合は変換ミスが多くて、それはキーボードを変えたからといって悪化したり改善したりはしていない。
あと指の疲れが劇的に良くなったか、と言われると、わからないとしか答えられない。
まだじんわりと指や手首は痛いままだ。腱鞘炎が治ってないだけなんだろうか?
底打ちしてるのが悪いのかもしれない。
荷重30gでも指を落とすだけで入力できてるという感覚は無くて、しっかり力を入れないと入力できない。そのおかげで、これまで通り指を置いたまま記事を読んだり出来ているのだが、拍子抜けではある。
あとキースペーサーの付属しないモデルや中古も検討していたので「キースペーサーあって良かったぁ~」という喜びが大きい。
たぶんキースペーサーが無ければ満足できず手放していたと思う。
追記
ちなみに最初から静電容量無接点を前提に考えていたのでHHKBも検討していた。
独特なキー配置が怖かったのでLite2などの中古でまず試せば被害が減るかなと思って探したりした。HHKBにするなら英語配列でしょ、などと言いながら。かなり前に英語配列のキーボードを少し使った事があるが余計なキーが少ないので気分が良かったし、また使いやすかった記憶がある。だから英語配列にも抵抗は無い。もしHHKBを使うなら独特なキー配列も完璧に覚えて使いこなそう、などと妄想したりしていた。
しかし自分はレノボのThinkPadやmac book air などのペチペチ打てるキーボードがこれまでで一番好みだったので、ストロークが深くキースペーサーも無いHHKBは、もしLite2で配列が気に入ってProなどの静電容量無接点方式に移行しても「これじゃない」感を消せないのでは?と恐れていた。
それなら最初から静電容量無接点にこだわらずにLogicool の MX Keysなどにしても良いのでは?などと悩んだ。
ただ昔から静電容量無接点方式のキーボードが良い、というのはちょくちょく聞いていて、更に30gはめちゃ軽い、という記事を最近見て、どうしても試してみたかった。
そこで最悪キーストロークが深くてなんか違うなと思ってもキースペーサーがあれば何とかなるかも、と思って東プレのREALFORCEにしようと決心した次第。
なお郷に入りては郷に従う気持ちが強いのでせっかくREALFORCEを買ったんだからキースペーサーなど使わずに深いストロークのまま底打ちせずに打てるようになった方が良いよ、みたいなアドバイスがあれば是非教えて欲しい。
しかし底打ちせずに打つのって難しくない?リアルフォース+キースペーサーだから難しいのだろうか?リアルフォースじゃなくてHHKBとかでも難しいのかな。
ただキーボード沼に沈みたくないので、これ以上別のキーボードを試したくはない。できれば今手元にあるリアルフォースだけでなんとかしたい。もっと薄い方がアームレスト無しでも快適とか、エルゴノミクスっていうのか?セパレートタイプだと肩こりが無くなるだとか、ロープロファイル赤軸オーリングとか、そういうのは良いから。
あとKeyhacっての使っててemacsのキーバインドなので、おすすめがある時はそれも考慮してくれると嬉しい。いやリアルフォースでの使い方でね。他のは良いから。